ハボタン種まき間近
ハボタンとは、、、、、、、、、
●ハボタンはキャベツの仲間
中心芽を結球させてこれを食用とするように改良したのが、普通のキャベツ。芽に出るわき芽を利用できるようにしたのがメキャベツ(子持ちカンラン)。つぼみを利用できるようにしたのがカリフラワーやブロッコリー。そして茎を球状に太らせ、食用したのがコールラビ-(カブキャベツ)。ハボタンは葉を観賞用に改良したもの。
●品種の変遷
ハボタンは世界の中でもわが国が最も改良が進み、多く作られている。それはヨーロッパ原産で、江戸時代末期に他の多くの園芸植物と渡来し、明治時代になってかなり広く栽培されるようになった。
特に正月用の飾りとしての需要が高まり、明治以降江戸川一帯では切花用として盛んに栽培された。それらはやがて丸葉ハボタンとして確立し、東京ハボタンまたは江戸ハボタンとも呼ばれる。一方名古屋地方でも古くから栽培され、ちりめん性のケ-ルとの交配により、葉縁が細かくちぢれたちりめんハボタンが生まれ、名古屋ハボタンととして主に鉢植えにされている。戦後、丸葉ハボタンとちりめんハボタンの交配から半ちりめんハボタンが登場し、これらは大阪ハボタンと呼ばれている。最近は品種の極めてよく揃ったF1が多く出回り、まったく新しい葉形のサンゴクジャクハボタンの誕生へとつながっている。
●アメリカでは食用として人気!
アメリカのカリフォルニアなどでは、食用として推奨され、ブロッコリーよりも栄養価が高いということで人気が上昇している。
(以上、TAKII SEED NETより抜粋引用)
さて、ワタスことオヤズは、この観賞用ハボタンの鉢物栽培を始めて
今年が3年目になる。1年目は無謀にも5万鉢を作って気が狂いそう
なほど忙しかったし、手が回らずダメにしたモノも多く、反省しきりだった。
一人百姓にできる「身の丈」というものがあることを痛感した。で、去年は
3万少々に減らし、土も安い土を高い土と古い土に混ぜて、経費節約を
計って「絶対やりたかった2年目の黒字」を狙ったのだがヤッパリ赤字だ
った。自然の脅威の一つである猛暑と、小ざかしいワタシの経費節約
ブレンド土の影響で、1万鉢もダメにしてしまったのも原因の一つ。そん
な試行錯誤の2年の栽培をしてみて、3年目のワタシはこう考えている。
もともとキャベツの仲間であり、今や種の会社は、病気に強く、品種も
そろうF1の種を販売しているのだから、あえて、花栽培専用の専用培土
などハボタンには必要ないのでないのか?最高でも一鉢100円、ひどい
と20円にまで値崩れするポットハボタンなんぞに、高い土を使う必要性が
あるか、はなはだ疑問である。で、今年はあえて古い土と畑の土だけで
栽培を試みることに決めた。これで、まともなものができないのなら、来年
からハボタン栽培は廃業する。原油高で漁業をやめてしまう漁師と気持ちは
同じである。船屋、市場、スーパー、油屋、飼料屋だけが儲かって、第一線で
苦労している漁師が赤字を抱えて憤懣やるかたない気持ち。それを百姓である
ワタシには、痛いほど、よっ~くわかる。
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