世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。
こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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Family Blog
きむらちゃんと3びきの猫 末っ子ヨシコは中学には一度も行っていない。なのに、コウチョーは卒業 検討委員会でヨシコを卒業させることに決めたから親は卒業証書を取り に来いと、去年の春Oyazarは呼び出された。学校に行くと生徒指導教官 と教頭、校長が雁首そろえて、まさに卒業証書授与式のヨシコ特別版を 行わんと、準正装のいでたちといんぎん無礼に、ワタシが来るのを今かと 待っていた様子だった。予想だにしていなかったその展開と雰囲気に呑 まれワタシは気押され、危うくそのまんま卒業証書代理授与式に引き込 まれる寸前であった。いっそ、そのままおとなしく「はい左様でございます かオダイカンサマ」と目をつむって紙切れ一枚をもらってくる選択もあった そうすれば何事もなかったかのように世間の日常がいつもと変わらず 淡々と時を刻んでいくだろうことが脳裏には浮かんだ。そんなふうに一瞬 ひるんだが、しかしやっぱりヨシコ本人の気持ちに立つと、ウソはいやだ ろう、そう思った。まがりなりにも田舎中学の義務教育課程の現場の長 たるコウチョーが、一度も学校に足を踏み入れたこともない「生徒」に 「何々さんは卒業したことにします」だなんてウソを押し付けるとは! かくしてヨシコの卒業証書受け取りはキッパリ拒否されてしまう。 行政処理役人たちは、意外な事の展開に右往左往し始める・・・・ Oyazarの心中は「筋が通らない!」 ただそれだけだったのだ。 2008年2月1日imadoki編 治っていくムスメ(その1) |
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