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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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あなたの家のお料理、安全ですか?

「食の安全」に対する不安感
(Q:「食の安全」に対して、不安を感じてますか?)
 

食に不安を感じながらそれでも外国産をニッポン人は食べている!


2008年2月9日imadoki編

何故ニッポン人はそれでも農業をしないのか?


テレビをつけたら、民放で今時の冷凍餃子について議論をしていた。

ワタシの知らない誰かが、ニッポンの自給率などについてこう言った、

「日本のように自給率39%なんて先進国はほかにはありませんよ。

食料輸入金額は5兆円にものぼっており、うち1兆円が中国産です。

輸入に要する距離:いわゆるFood milingはアメリカの3倍であり

ヨーロッパと比べたら5倍も要し、その間の輸送エネルギーの無駄、

そしてCO2の出る量を考えたら日本という国の何たる非常識かが

歴然としているというものです。」

そんな話を耳にするにつけ、あらためて、同感同感と憤りつつ思った。



けれど、これもあれも「喉もと過ぎれば」の日本人のいつもの悪い癖で

まもなくすると、誰も中国産野菜だろうが冷凍餃子だろうが高い灯油や

ガソリンのこともすぐに忘れてしまうんだろうなってことが頭をよぎった。



そもそも何故ワタシが大手民間企業を50前に辞めてしまい、儲からな

い日本の農業なんぞに身を置く決断をしたかといえば、ひとつには

「耕作放置農地を荒れ放題にしているニッポンというお国の政策」に

我慢がならなかったからにほかならない。仕事で海外から帰国するたび

世界で唯一ともいえる緑と水の奇跡的に豊かなこの美しい国の農地が

雑草に覆われ、その数を増し、残った畑に立っているのは爺さん婆さん

ばかり、といった光景を間近に目にし、愕然としたものである。そして

この国の将来を憂い、ワタシはとうとう我慢がならなくなったのだ。

で、実際、農業をする百姓に360度、780度大転身したわけなのだが

百姓になってみて何故こんなにも日本には耕作放棄地が年を追うごとに

増えていっていたかがはっきりとわかった。儲からないのである。

食っていけないのである、今の農業では、農産物価格では、流通

網では、経費がかかりすぎて。平成19年度の新年度には国の

農産物改革大綱なるものが施行されることになり、4町歩未満の

稲作農家には補助金が打ち止めとなり、一揆に農業離れが

壊滅的に進むことになるはずである。これが工業製品とその会社

ばかり保護し、減税し、擦り寄っている姿勢とは好対照なお国の

農業政策の実情なのである。バガクサクってやってらんね~よっ!!

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