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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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子ども会の廃品回収について考えるの心だ~

廃品回収がある時は、事前に子ども会の回覧板が回って来る、

「前々回、前回の廃品回収の実績、、、、、
業者への売り上げはいくらにもならなりませんが、量に応じて市から補助金が
出ます。なにとぞご協力、よろしくお願いします」と。

これを見ると「あ~廃品回収に出す量が減って、子ども会への補助金が少なく
なってきて役員たちが気を揉んでいるんだな~」って感じ入り、よ~し今回は
たくさん協力すっぞ~!っていう気になる。そしてイザッその当日を向かえ、、、

、、、、いっつもの簡易マイクで朝から子供会の担当役員が廃品回収を呼びか
ける広報の車の案内もなければ、8時半、9時を回っても子どもたちと、その保
護者たちがワイワイと各家庭の前に出された資源ごみを持っていく気配さえない。
昼を回っても集めに来る様子はなかった。2時か3時ころ、廃品回収業者のトラッ
クが町内を回り始め、各家庭の前に放置されたゴミをトラックに積み込んでいく。
「え~ただの廃品業者へのマルナゲかよ~!?」って目が点になった。


ついこないだまでは廃品回収の日って言えば
「子供たちが徒歩で回収にまわってましたよね」って思い出される方も数多くい
らっしゃるはず。ところが今の子供会の、なんという、合理性、安直さ、手抜き
子供会存立意義を根底から否定する「大人的金本位主義的」今回の廃品回収
業者マルナゲの体たらく。

事情はわかる、ワタシだって2回も子供会の役員を経験し、その運営に実際に
携わってきた一人だから。

子どもが年々減ってきた。おまけにスポ少に入ってる子どもも多くなり、子供会
の行事に参加しないでスポ少の練習や試合優先の家庭が増えた。

つまり、廃品回収の日には手伝いに出る子と出ない子がはっきりしてきて、不
平等感が増してきたワケである。

そんならいっそ子どもたちも、その保護者たちも廃品回収の日に何もしなくて
いいように「廃品業者に手数料払ってでもマルナゲして、市からの補助金だけ
もらいましょう」と。

いい考えだと思いますよ、便法としては。
ただ「子供会」ですることではないね、そうであるならば。
子どもとその親も何もしないで「金だけせしめる子供会事業」なんて極論すれば
「詐欺」ですネ、はっきり言って。そんなやり方を横目に見ながら大きくなっていく
当の子どもたちが今の廃品回収の合理性をどんな印象で心に焼付けて育ち、ど
んな日本を背負う大人になっていくのだろう。そう考えると、背筋が寒くもなるし、
そんな風な合理的なやり方しか考えなくなった親たちに情けない思いを強く抱く
のである。



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