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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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きむらちゃんと3びきの猫


はや、三月も終わりに近づき、どの階級の学校も卒業式を終え、

小さい子達は春休みを喜び、大きい子達は進学や就職で各地への

移動の準備を始めていることだろう。

うちは?というと

三月も八月も十二月もなく、月曜も、日曜も、

盆暮れもなく、毎日がマイペースに過ぎていく。それは何ものにも

束縛されない自由人とも言えるし、社会から若くして、もうすでに

リタイアしてしまった一家、とも、また言えるのかもしれないが、、、


2009年3月26日sangatsu-nagoriyuki編


リタイア一家の自由


人は「負けっぱなしじゃ終わんねぇ」プライドや根性、

負けじ魂が大小の差こそあれ、みな持っている。しかし

それは飽くまで“火がつく”「感情」の領域の話であって

そこにこだわり続ける意固地なマイナスや時間的ロスを

考えるといつまでもずっとそれにこだわり続ける自分が

バカらしく思えた経験はゴマンとある。むしろ今のワタシは

そういうプライドをなくし去ったわけではないがむしろもっと

自由な飄々とした生き方に魅力を感じている。「負けっぱなし

じゃ終わんねぇ」魂は、WBCで、ジャパンが韓国にきっちり

ケリをつけて我々の溜飲を下げてくれたように、スポーツや

TVドラマ、映画、小説などでうっぷんを晴らせればそれで

充分なような気が今はする。


人は否応なく歳をとる。19歳だったワタシと女房は一緒に

大学時代を過ごし、その後1~2年それぞれの郷里で仕事に就き、

そしてやがて結婚し、三人の子に恵まれ、それぞれが大きくなり、

父であり母であるワタシたち夫婦はあっというまに33年を過ごした。

バリバリ仕事もしたし、人間関係にもくたびれたし、一方で

子育ての何たるかも身をもって実感したし、家族の絆や楽しさも

昔以上にわかるようになって一家団欒を謳歌しながら生きるように

なっている。そこには変なプライドや意地はすごく少ない。むしろ

「既成概念にも何にもとらわれない自由人の心の伸びやかさ」と

いったものを得た境地さえする。


後ろを振り向かず、今や、ちょっと先の楽しみ、を謳歌しながら

生きていく。それは「刹那主義、日和見主義」とも違う、どこに

いても、いつでも、人と楽しい心持ちでいれる「瞬間自由主義」と

でも言った、仙人的極地、かもしれない。



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