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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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Family Blog
きむらちゃんと3びきの猫



ヨシコが入院するようになる直前の長くつらい日々からはや

1年が経つ。今の陽気なヨシコからは想像さえできない遠い遠い

記憶のような気もする。カーテンを閉めたまま、朝から晩まで

真っ暗になっても電気もつけず、居間の椅子にうつ向いて座りこんで

いた日もあった。家族以外誰にも会えない病的なまでの人見知りの

時代もあった。外に出られるまで回復したと喜んでいたら、今度は

一人でどこかにプイッといなくなって行方不明。3度、4度と警察に

厄介になり、担当の警察官のおねーさん、おにーさんと親しくさえ

なった。ワタシとのかけあい漫才は度が過ぎる異様なまでのレベルに

達し、家出同様ヨシコ自身自制できなくなっていたらしい。それから

昼夜逆転の、夜に眠らない異常ハイな日々。

睡眠不足でパートナーのヨシミちゃんが心身ともに限界ラインを行き来

するようになっていた。とうとう精神内科に連れ出し、受診。即、入院。

最初からいきなりの「独房」。まるで『大脱走』のスティ-ブマックイーン

さながらの「刑」にワタシはやり場のない「後悔や不安」を覚えていた。

それから長い長い入院生活4ヶ月。その間よくヨシコが辛抱したなって

思う。主治医の頑固ちゃんはじめ一生懸命に見守り声がけしてくれた

病院スタッフの皆さんのおかげで、ヨシコは別人のように元気になって

いき明るくなっていった(と同時に食事とおやつと飲み物と薬で、なかり

ヘビーな17歳にもなった、が)。



2008年12月29日ichinen soukatsu編


ヨシコ復活のキセキ!!


10年間に起きた出来事でもあったかのごとく、めまぐるしく

いろんなことが「変わっていく」1年になった。


外にも出れるようになって、父娘漫才までできるようになったと

喜んでたら、ハイテンションすぎて歯止めがかけられなくなり、

入院まで行き着いてしまった3女ヨシコ。しかし「結果」はそれで

良かった。変則的だが「変な大人たちに混ざって送る」寄宿舎

生活。勉強こそしない(できない)ものの、不登校になっって以来の

小学5~6年以来の、それは第二の「集団生活」だった。


「あれから40年、、」というキミマロの台詞じゃ~ないが百代の

過客と年月が過ぎ去っていった。

 

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