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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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Family Blog
きむらちゃんと3びきの猫


ヨシコが入院して17日目。外はすっかり春めいたポッカポッカの陽気。

こんな良い天気の日に、ヨシコちゃんは精神病院に入ったきり、外の散歩も

できないなんて、さぞかし体を動かしたくって、ムズムズしているんだろうな。




2008年3月5日imadoki編


心のおべんきょう 2


きのうは久しぶりに妻のヨシミちゃんと二人っきりで少し遠出のドライブ。

道中、ヨシコのことをいろいろ話ができたし、自分が中学生で家出をして

捕まりパトカーに乗った心持ち、社会人になって本当は最期の年は精神

障害だっただろうこと、など多くの意見交換ができた。と思っていたが、、

家に帰って険悪な口論になりかけた。何故だったか?、、、それはワタシ

が、妻の勧めるレストランの食事をほめなかったこと、腰掛庵の蕨餅に

感動してくれなかったこと、ちっとも楽しそうでなかったことが原因のように

一見みえた。が、本当は二人とも言わずにいた心のわだかまりがチグハク

にしていただけだった、、、ふたりとも「ヨシコがいなくなってサビシカッタ」




(唐木心療内科クリニックより)
統合失調症 症状統合失調症症状 陽性症状と陰性症状
陽性症状

陽性症状とは幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指します。

典型的な統合失調症では、この陽性症状によって発見されることが

多く、薬がよく効きます。 



主な陽性症状

幻視  正常な人には見えないものが見える

幻聴  正常な人には聞こえない声が聞こえる

妄想  明らかにありえない考えを正しいと信じ込む

焦燥感 イライラ

激しい興奮 精神運動興奮

奇異な行動 奇怪な格好や空笑

無意味な行動を繰り返す

攻撃的な行動など

思考形式の障害 支離滅裂な言葉、不可解な返答など

場にそぐわない感情



陰性症状

陰性症状は発症した時点から現れることもありますが、通常は発症後数年経つ

うちに目立ってくるものです。陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態に

まで及ばないものを指します。「及ばない」というのは、普通の人よりも感情の

揺れや言葉・行動の動きが鈍くなり、通常の状態にまで至らなくなることです。 


代表的な陰性症状

自閉  引きこもり、自分の殻に引きこもること

無為  意欲が低下し、何に対しても関心がなくなること

情動の平板化

情動鈍麻 表情が乏しくなる、自発性がなくなる、感情の変化が少なくなる 声の抑揚がなくなる

思考の貧困 会話が少なくなる、会話内容が貧しくなる、すぐに返答できなくなる。使う単語が少なくなる

意欲・発動性欠如 身だしなみに気を遣わなくなる、だらしなくなる

仕事や勉強が長続きできない

快感消失・非社交性 趣味や娯楽などへの関心が薄れる、性的関心の低下 親近感を感じなくなる

注意力の障害 ぼーっとしている、物事に集中できない 

これらの症状は、従来の抗精神病薬では効果がないとされてきました。

しかし近年では非定型抗精神病薬という新タイプの薬が登場し、陰性症状にも有効との

報告が多くなされています。ただ、登場してから日が浅いため、どの程度効くのかははっ

きりしていません。今後の研究成果が待たれます。



統合失調症 治療薬統合失調症の治療薬 抗精神病薬
抗精神病薬の種類

脳の中には実に多くの神経細胞(ニューロン)がネットワークのように張り巡らされています。

この神経細胞から神経細胞へと、さまざまな信号がやり取りされており、その役割を担って

いるのが神経伝達物質と呼ばれるもので、ドパミンやセロトニンなどいろいろな種類のある

ことが確認されています。

メジャー・トランキライザーとも呼ばれる抗精神病薬は、統合失調症薬物療法の基本治療

薬で、これら神経伝達物質に作用することにより脳内のバランスを修正します。

現在では「定型抗精神病薬」、定型抗精神病薬のうち効果が持続する「持効性抗精神病薬」

非定型抗精神病薬の大きく3タイプがあります。 

抗精神病薬一覧
グループ 一般名 商品名
定型
抗精神病薬
クロカプラミン クロフェクトン
クロルプロマジン コントミン、ウインタミン
スルピリド ドグマチール、アビリット、ミラドール
チオリダジン メレリル
チミペロン トロペロン
トリフルオペラジン トリフロペラジン
ネモナプリド エミレース
ハロペリドール セレネース、ハロステン、ケセラン、ブロトポン、リントン
ピモジド オーラップ
フルフェナジン フルメジン、フルデカシン
ペルフェナジン PZC、トリラホン、トリオミン
モサプラミン クレミン
レボメプロマジン ヒルナミン、ソフミン、レボトミン
持効性抗
精神病薬
エナント酸フルフェナジン アナテンゾールデポー(2週間)
デカン酸フルフェナジン フルデカシン(4週間)
デカン酸ハロペリドール ネオペリドール、ハロマンス(4週間)
非定型
抗精神病薬
ゾテピン(SDA) ロドピン、メジャピン
リスペリドン(SDA) リスパダール
塩酸ペロスピロン(SDA) ルーラン
フマル酸クエチアピン(SDA) セロクエル
オランザピン(SDA) ジプレキサ




 きのうの病院の先生との面談によればヨシコには液剤の「リスベバダール」を

処方してみたいとのことだった。ヨシコの気持ちや所作が落ち着くのであれば

薬物療法を併用することもいいだろうとワタシたちは同意した。落ち着いたら

IQテストもやってみたいと、小児科の担当医が言った。今の落ち着きのないまま、

もしテストをやっても「0点」という結果になってしまいますから、とも。

ヨシコのニュースや大人の言葉をそのまま使う能力を「オーム返しなのではないか」

と看護婦が先生に意見具申した。

「バッカジャないの?あんたたち?それで専門家かよ~!?」ってワタシは

心の中で罵声を浴びせたい気持ちでイッパイになったがグッとこらえた、この

人たちはまだヨシコのよさや優れた能力、特異な才能に気づいていないのだから。

ただ手法として、ワタシたち夫婦ではできなかった方法を病院で試してみて

ほしい、色々な角度からヨシコを少しでも立ち直らせてほしい、親はそんな

一心で、コバクサイことを言葉にする先生たちにも耐えながら、待っている。

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