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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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風変わりなノー業家

2007-11-29 07:00:44 oyazの投稿 

ワタシは自身のことを「百姓」とか

「百姓Oyaz」と呼んでいるが、実はそんな名称とは似ても似つかない

絶世の美男子にしてアーティスト、、、、な~んて~ことた~勿論ない。

冗談はさておき

別にいつまでも旧態然とした大昔のドン百姓や水のみ百姓のまんまで

甘んずるつもりはない、、、、、、、。

ムロン、農業を志した初志は通したい。

美しい日本の田畑と山野の風景をなくさない為の億兆分の一を担い

その上に、自分の作りたい物を機械貧乏に陥ることなく、できる限り

無農薬で済ませられるならそうする「人としてごく自然な農業」をやり

たいのである。しかし、生活するためにはどうしても現金がいる。で、

花卉栽培を実業として始めたが。、、、儲けをなかなか出せない現実。


赤字を出すために花卉栽培をしているわけではないし、ましてや

資材納入業者や運送会社、市場経営の手助けにボランティアで事業を

続けているわけではないわけだ。なんとかかんとかここまで来た初冬。

起業2年目にして収支+-0までに近づくことができ、黒字にこそなら

ないが、2年目で初期投資をすでにほぼカバーできたという意味では

上出来かもしれない。でも、肝心な、家族の人件費、自分の収入

である「儲け」が残せなければ起業し事業を継続しているイミはない。

だから「儲け」を出せるようになる為に、ワタシはこと花卉部門は

「水のみ百姓」に甘んずるつもりはまったくないのである。農業を

ベンチャーととらえ、既存の考えややり方ではない色々な

方法や切り口、農業らしからぬ発想で、実際に実践して失敗し

ながらも、儲けを残せる方途を懸命にいつも試行錯誤しながら

モガイテいる。


表面だけは、風変わりなそこらにいる百姓オヤズにしか見えない

かもしれない「おっさん」だが、実にその頭の中には

固定観念も、しがらみも、師弟関係も、農協も農業委員会もなく

何者にも縛られない未開拓地に挑む飢えた冒険者がいるのである。

未開の原野に近代文明の利器はない。

なければあるのもので工夫するまでだ。

たとえば野牛がいたら捕まえて飼いならして耕運機代わりに田畑を

耕させる。モチロンそんなものはいないので自分の肉体を牛馬にして

人力一馬力できょうもうない、うなるだけだ。


徒手空拳で、固定観念にとらわれないのが自分の強みだ。

人に笑われようが、時代遅れと嘲笑されようが、鼻で笑われようが

馬耳東風と、気にしない。失うもののない風変わり者の強みだろう。

さあ、風に吹かれていこう。目下、金はないが

風の吹き方一つで、天気さえわかる

そんな嗅覚、臭覚を百姓ノー業家は身につけ始めているから。



要る事業、要らない事業

2007-11-29 05:32:31 oyazの投稿 
ワタシの町の道路はここ数年デコボコ。

市が進める下水道工事の業者が入れ替わり立ち代り

掘ったり埋めたりしている、その結果。


業者はスズキ組だったり山花工業だったりイマイチ建設だったり

今まで聞いたこともない零細、中小の地元企業らしいが各エリアを

ほぼ公平に分担して工事をしているふうに素人には見える。

国も地方自治体も財政再建/行政改革の大号令の御旗のもと

公共工事を減らし続けてきた。それに群がってきた建設関連業者が

食っていけなくなってきた。倒産する企業、廃業する企業も増えてきた。

そんな趨勢の中、「決して必要性が高くない」下水道事業を県と市は

推し進めている。本菅部分は県や市の公共工事予算で行うが

敷地内の配管工事は我々市民が100万も200万も自己負担して

任意で業者を選定し、施工依頼し、金を支払わなければならない。

これって、市民に財政負担させる「新手の」公共工事に思えて仕方が

ない。だって、今までの浄化槽や雑排水の設備で日常生活はまったく

支障なく快適だったのに、オダイカンサマは一方的に下水道工事を

土木建設業者にシゴトを回すためにムリクリ創設して、いきなり

我々貧乏にあえぐ庶民に大金を自己負担させる手に出てきた。

町ぐるみで年に何回かの側溝掃除だって毎年してきたし個人で

雑排水槽の定期点検や清掃を業者に依頼し自己負担しやってきた。

だから町の側溝や雑排水になんら問題はなく、清潔である。なのにも

かかわらず行政が下水道工事を推し進める意図が市民には不明、

不可解だ。下水道工事が各家庭で完了した暁にはより一層側溝は

雨水以外流れない清潔なものとなるらしいが。水道料金は下水道

料金が上乗せされ、倍近くに増えるらしい。これってどう考えても

我々庶民に不必要な工事代金を否応なく負担させておいて建設業者

だけが潤う構図になっているとしか思えない。市はオカネのない人には

「無利子」で下水道工事代金の資金を貸し出す制度まで作っている。

これって明らかに市がこの事業を進めるのが後ろめたい何よりの証拠

と言い切ってしまいたくなるほど、憤懣やるかたない気持ちがする。

わかってるんだガ~?このワークプア時代の庶民の暮らしの貧しさを

行政に携わる市長も、公務員も、、、、、、ったぐ!




裸のオーサマを感知する人の能力

2007-11-28 09:42:58 oyazの投稿 
ヌカガ某の「黒界」証人喚問要求がかまびすしいが

どんなに彼が厚顔無恥の鉄面皮で、シラをきりつづけようと

すでに「ウソこき」であることは国民の目にはもはや明々白々なだけに

当の本人だけが、まだウソはばれていないかの如き言動を続けること

ピエロのごとし、であり、マヌケも大マヌケで、滑稽千万である。

まったく笑うのもアホらしい、裸のオーサマ、ヌカガさま、だ。


そのヌカガさまは、長年「シェンシェ~シェンシェ~」と言われ続けて

鈍感オヤズになったのか、自分こそはカミサマ仏さまだとでも

思い込んでいるのか、言葉以外の「人の感知する能力」があることを

忘れてしまったらしい。論戦やロジックや詭弁には長けてるのだろう

が、言葉以外にコミュニケーションがとれる「人の能力」を

侮っている。人が、言葉で意思疎通を図っているのはせいぜい

2~3割。あとはそぶりや顔色やその人の置かれた周りの状況

などで2割かたがわかる。その人の人となりを知っている人であれば

過去のデータや癖や傾向から1~2割が類推できる。そうして

我々が犬や猫やその他の動物と相対した時の「直感」「気」「気配」で

その相手が怖がっているか、警戒しているか、好感しているか、欺こう

としているかが、瞬時にわかるように、人には相手のウソをも見抜く

能力が備わっているのである。そこんところがわかってないで

言葉だけでシラをきりとうそうとしている人のなんと多いことか!

武術の試合同様、こちらの弱みを相手に気取られない「強い態度」も

時には有効だが、ことヌカガ某の場合はもはや「ウソ」がばれすぎた

後だけに、こちらの国民観客サイドとしては白々しい一人茶番劇を

またしてもマツオカ某よろしく見せられている気がして、飽き飽きする。


また一人、自業自得でこの国会から、あるいは「世」から

去っていく日は遠くない、と予知してしまう、、、、よ、ね、、、、みんな



5欲

2007-11-27 13:05:54 oyazの投稿 
人間の欲って、5つありそうだ。

食欲、性欲、知欲、物欲、自己顕示欲。


動物にもまたこの5欲があると思うのだが、

人間が他の動物より著しいものは

「知欲」でないのか、、、と最近、思う。


昨今の人間界は世界中で「金、金、金」とカネ至上主義ばやりだが

その多くは物欲や自己顕示欲に属する部分に占められる。

それでどんなに大金持ちになったとしても満足できないのは?

結局、知的満足が金儲けだけでは充足されないからだろう

おそらく、そうだろう、と考えている。


金がほしいのはモチロン物欲だし、いいベベきたり、外車に

乗ったり、5億円の豪邸を建てたり、湯水の如く贅沢三昧の

限りを尽くしたいと思うのは物欲と自己顕示欲そのもの。

そんなことはありえないだろうが、頭はどうでもいいわけである

金儲けには。大金持ちの方で、知的な学究肌の方や芸術家で

ある人ってあんまりいないのではないか?特殊な人種では

天皇家の人々があるかもしれないが、例外中の例外。

なろうとしてなれるものでもないわけですし、、、、


ワタシのなかで世界に誇れる、これが日本の芸術家だ、って

思えるのは「本阿彌光悦」と「俵屋宗達」の二人である。

彼らがどんなに金に困らず、作品作りに没頭できたのかは

詳しく知らないが、少なくても、2007年の今現在において

彼ら二人の後にも先にも彼らを超える日本人はいないと

極めて個人的な偏向ですが、そう思えるのである。


「知的」にも「フォルムと色の絶妙さ」や「遊び心」も

教養や文字や絵付けのこなれた達筆と伸びやかさ、

こういったものが満足できる人間というのはあまたの

人類の頭数のなかにもごくごくいないはず。

「知欲」を極めた達人、大金持ちではなくそういう人に

ワタシがあこがれるのは、何より人間という本性が

知的創造に一番心惹かれるものであることを物語っている

のだと、個人的きめつけ男にはどうしてもそう思える。



7~11月・5ヶ月が過ぎた

2007-11-26 00:45:37 oyazの投稿 
サム空の十五夜は鑑賞にはちと肌身にこたえ過ぎるが

澄んだ初冬の夜空に、その月はくっきり冴え渡り、いい。


本来なら「明日のハボタン出荷終了」を迎えるにあたり

家族へのご苦労様の気持ちをこめて乾杯し、大いに飲み

明かしたいところであるのだが、あいにく本日もホテルの

徹夜勤務で、月夜の出勤である。、、、

本来なら、少しく今年のハボタン栽培の反省と

「今後の課題と対策」を大真面目に語りたいところだが

日中の出荷準備作業を終え、22時から翌日の朝までの

徹夜勤務という自虐的なまでの酷使をすると

アタマはモーロー、体がユッウラユッラと揺れ始め、

立っているのが困難になってくる。結果、思考が前に進まない。

そいう事情なワケで、「大真面目な反省と次の手」は

次回ころあいをみはからって、語ることにしよう。


ただ「大幅黒字こそ逃したが、2年目にして対経費+-ゼロの

売上は達成できる見通しが見えてきたので、

そいつぁ~百姓2年目、それもたったの5ヶ月の栽培と出荷のみで

の話なんだから「タイ~シタもんだっ」って自画自賛して

家族と自分自身をねぎらってあげたい。


Tenkey・・・天気転機転記

2007-11-23 00:46:46 oyazの投稿 
殺人事件、交通事故、自然災害、食品偽装、耐震偽証、記憶にないという

国会議員痴ほう症、株暴落、石油高等続き、トウモロコシ相場急騰とファンド

と呼ばれるハゲタカ集団の台頭、ブッシュ政権支持率凋落の一途、どっちも

どっちフクダトオザワの狐狸庵、1億総中流から総プアへ、

超高齢社会、福祉施設ハードの充実となり手のない介護員は新3K、

ゆとり教育から詰め込み教育・お受験地獄へ復古回帰、二枚舌の

バイリンガル日本の子供たち、ゴルフ最年少賞金女王、最高60億で

売買されるプロ野球選手という「商品」、レベルが上がっても勝てない

日本男女バレーの不思議、刻一刻と着実に進む温暖化、11月大雪

日本気象の異変、何故そんなにTV出るの?三輪・江原・細木の怪

、、そんな今のKeyWordを徒然に並べてみる2007年初冬の世相


我が家に目を転じれば

いまだしだが引きこもり症から徐々に社会復帰ラインに向かい始めた三女と

お供の白猫2匹と、半世紀生きてみた夫唱婦随夫婦の、平々凡々とはいえな

いがそれでもまんずまんず短波の如くな泣き笑いの案外幸せな一家の日々

が続く東北の冬、、、勿論、総プアの一翼に属する正会員。



「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け滅せぬ

もののあるべきか」、、謡曲『敦盛』の一節は信長のみならず脈々と日本人が

持ち続けてきた情緒的人生観。


その半世紀を生きたニンゲンは今「おまけの人生」を迎え、これからが本当に

自由で、生きたいように生きていい、そして自分の本領を思いっきり素直に

発揮することのできる「人生の集大成」時代に入った、と言える。


「見よ、この自由闊達を」と、見せられるものなら見せてあげたいくらいの

何にも臆せず、遠慮せず、人の偏見を気にせぬ伸びやかさをワタシは

手に入れた。それがあるから、時に寒気に包まれた畑でひねもす出荷

作業に追われ凍傷寸前の極限状況で気が狂わんばかりになっても、

徹夜勤務の連続が数日続くような心身辛苦の「金取りシゴト」が続いても

苦にせず、乗り越えてしまえるのだろうと、思われた。

中年っておもしろい!と今は思う。



世界で一番きれいなトイレ

2007-11-16 23:36:56 oyazの投稿 
ミナサンはありうべからぬ、この麗しき瑞穂の国に生まれ、育って

何の疑問にも思わないで毎日

トイレの水を2回、3回とジャージャーと豪勢に流し、その上

勢い良くカラカラッっとトイレットペーパーをワタ飴職人の如く

手繰り寄せてはあらん限りふんだんに使っている人が

多数なニッポンジン、だと思いますが、、、


そういう「幸せイッパイ」なニッポンジンのミナサンに

少し、外国の話をさせていただきますね。

実は、トイレの水圧に何の不思議も感じぬまま轟々と流せるって

国は実は日本をおいてない、かもシレナイ、と思うほど

外国のトイレの水事情は悪いのが普通です。

まして中近東においてなんぞは「紙」なんぞ、ご法度。

「大」はジョーロに汲んである水と指だけで済ませるのが「当たり前」

だからこそ「左指は不浄な手」なのでありまして

あちらで左手でモノを食べようものなら白い目で見られるわけです。


さて、瑞穂の国は「日本」唯一かと申しますと世界に

もう一つだけありまして、それはスカンジナビア半島の「北欧」です。

あそこはただ「フィヨルド」の国であり、日本とは地理的な成り立ちが違い

氷河が解けた深い断崖絶壁の入り江と尾根の連なりという国土なの

ですが、緑と水が豊富で、木を大事にするお国柄や水道水をそのまんま

日本同様に飲めるという点で、やはり瑞穂の国と言えるんです。

しかしそんな北欧ですらトイレの水圧は低く、フィヨルド観光の拠点の

ホテルではシャワーの水の出が悪いことがしばしばです。

フランスや、ドイツのトイレの水圧事情も似たようなものです。

日本同様、トイレットペーパーをガバガバ使って流そうものなら

たちまち詰まってしまいますし、次の水が貯まるまで時間もかかります。

ですから、ペーパーはトイレには流さないで専用のくずかごに入れるよう

大き目のくずかごを用意してある所も多いんです。それを知らずに特に

日本の若い女性たちが日本同様、使用しようとすると失敗するわけです。


外国に行くと、そんなトイレ事情ひとつから我が日本が見えてきて

いかにふんだんできれいな水に恵まれた希少な国であるかを認識しますし

いかに水と紙も無駄に消費しているかが、反省を含め、思われてくるのです。


経済時評とファイナンシャルプランナーを盲信しない

2007-11-16 09:24:14 oyazの投稿 
昨日、車を運転中、ラジオを聴いていてフムフムと思ったことがある。


ファイナンシャルプランナーのコメンテーターが番組のアナウンサー氏に

「国内株と外国株をミックスした長期投資が結局は得だとはわかりましたが

で、BBさん、今後の日本の株の見通しはどうなんですか?」と振られると

女史いわく即答した、「わかりませんッ!」って、きっぱりと!!

アナウンサー氏でなくとも「あんたファイナンシャルプランナーでしょっ?!」

って反駁したくなる。しかし女史の答えは実に現実的で的確だった。

「上級アナリストも、1級ファイナンシャルプランナーもみんな日本の株は

1万8000円になるだろうって予測をしてたんですよ!今1万5000円代。

結局サブプライム住宅ローン問題なんて出てくるとは誰にもわからなかったし

それが引き金で急激なドル安が進むこともこれまた予想できなかった。

結局、株が今後どうなるかなんてベテランの専門家でさえわからないんです」

。。。。車の中で話を聴きつつ、実に胸がすく思いがした。


そもそも上級アナリストやファイナンシャルプランナー、証券会社経営者や

役員たちが「長者番付」に名を連ねたことをご記憶の方がいるだろーか?

ワタシの家の近くには占い師で脳梗塞で倒れた男性が住んでいるが

占い師もアナリストもファイナンシャルプランナーもワタシには似たような

人種に見えてしょうがない。


明日のわが身さえ占えない、予測できない人に何故人々はアドバイスを

受けたい、何か安心の一言でもいいからもらいたい、と群がるのだろう?

もっと自分を信じろよってワタシなんぞは言ってあげたい。

宇宙とおんなじ同位元素をもつ我々人間である。

目に見えない磁力や波は常に我々の周りに働いている。

心を素直にして、いつもキャッチしようとさえすれば特別な人でなくても

近い未来は「見える」もの。疑心暗鬼になったり、いたずらに不安

がらないで、素直に何かに耳を澄ませ、行動する。

それでいいんじゃないのか。



ハボタンのバラ以上のおもしろさ

2007-11-07 11:23:31 oyazの投稿 
ハボタンとはアブラナ科の観賞用のキャベツ。

と、書いてしまえば、名前からしても田舎くさい、野卑な植物に

一見思えることでしょう。ワタシも最初はシクラメンやバラやデルフィニューム

などには到底及びもつかないただの「キャベツか白菜」くらいにしか思えなかった。


でも2年目になる今は、そう思わなくなった。何故ならハボタンは花こそないが

花のようにバラのように結球し、中心が赤やピンクに色づき、しかも花のように

繊細でないのでかえっていろんなアレンジを容易にできる。つまり花束や

寄せ植えや、バスケットアレンジメントに打ってつけの素材なのである。

「つぐみ」などという種類はそれこそトゲのない一輪のバラそのものである。

匂いこそしないのでそこはまったくもって花と異なる点だが、

さまざまな色と形を組み合わせてオリジナルなバスケットを作り始めると

楽しくって、はまってしまう。これほど素材に繊細な注意を払うことなく

大胆に自分のアレンジをためせる「花の素材」はないのではないだろうか。

ワタシの自己表現手段は主に絵を描くことだが、ハボタンのアレンジは

それに通じるものがあって、なおかつまったく「生き物」という点で

絵の具やパステルとは異にする素材である。

「葉牡丹」見るからに聞くからに古臭い、陰気くさい、安っぽい印象だが

その種類の多さや苗から刻々変わる色の変化の絶妙さに触れると

むしろ若いアーティストこそ手にするべき、いろんな提示や展示の可能性を

秘めた、「まだ世間の人が気づかない」アナウマ的な存在だと感じる。

それは、今までに見たこともない魅力的な「積み木」を発見してしまった

そんな驚きがある。

ほしいものは手に入らないこの世の法則

2007-11-06 07:40:02 oyazの投稿 
「良いもの」と「お金が入る」とはイーコールにはなかなかならない。

今年のハボタンは「良いもの」ができたが夏の暑さと虫食いで

多数がダメになり、収穫量が半分位まで激減。その結果出荷して

1鉢あたりの単価(評価)は去年よりも高いのに、全体の売上は

去年の3分の2くらいで止まったまんま。このまま11月が終われば

総売上では昨年の2~3割減で終わることになるだろう。

そうなったら2年目も農業会計は「赤字」に転落する、というか

去年同様、赤字ということになる。モチロン去年の大きな設備投資は

ないので赤字幅は小さくはなっているが。


いずれにしても「金がほしい」と、金を増やすのを目的に心がいやしく

変わった時、金は自分のところには来なくなる。むしろ遠のく。

そうなると「自暴自棄」になったり、すべてがイヤになって「ヤメ」て

しまいたくなったりする。


かくも自分というニンゲンは金に執着し続け、その金を満足に手に

したことがない。なさけなく、金にほとほと縁のない、不運な人、らしい。


で、金に心が縛られない人、になることを決意するのである。

金のことは放って置いて、「良いもの」づくりに集中するのだ。

納得する芸術作品を生み出すことだけに腐心すればいい。

結果、金の評価が低くても「見る目のないヤツばらばっかしだな」位に

気にせぬことだ。きっと後から評価は、いつかツイテクルはずさ。

「金はアトからツイテクル」ものだと思いたい、

そうにちがいない、

きっと、おそらく、タブン、めーびー、、、
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