満たされた須川橋
Feb.5,2006
山形県知事斎藤弘は、ウソこきではなかった。
きのう1週間ぶりにお不動様に湧き水を汲みに行ったのだが、その途中にある須川橋(正確には門伝橋)の欄干に、転落防止の鉄パイプが組まれていたのを見つけ小躍りした。昨年12月に大雪の中その橋を徒歩で渡り、川底に落ちる恐怖を感じ、柵を講じてほしいと陳情した訳だが、あれからふたつき。思ったとおり時間はすごくかかったが、市井の一個人の要望はついに県知事に聞き届けられた。その実現をワタシはまざまざと自分の目で目の当たりにし、実に、ひとり感慨深かった。
ワタシは思う、きれいごとではなく「人生金が全てじゃぁない」って。
この須川橋の落下防止柵の要望にしたって、ワタシ「個人の私利私欲から出た」類のことではない。ワタシが個人的に金が儲かるとか儲からないとかとは全く関係のないことである。しかし、そういうことって実現してしまう。反対に言うと「個人の私利私欲から出た」要望でないからこそ、公共工事というのはかなうのであると思った。
ワタシにも「個人の私利私欲から出た」類の金儲けに身をやつした時代がある。一瞬にして何十万を儲け、一瞬にして何百万も損をした。死の淵も垣間見た。だが様々なご縁に支えられ生き長らえた。そして今日まで生きることができた。「平凡が1番の幸せ」という言葉を若いときはまったくのナンセンスだと取り合わなかったが、今はその実現と継続がいかに難しくありがたいのかを感じる。
突然はじまった自分の心の整理法だったが、しばらくキーボードを閉じることにする。
山形県知事斎藤弘は、ウソこきではなかった。
きのう1週間ぶりにお不動様に湧き水を汲みに行ったのだが、その途中にある須川橋(正確には門伝橋)の欄干に、転落防止の鉄パイプが組まれていたのを見つけ小躍りした。昨年12月に大雪の中その橋を徒歩で渡り、川底に落ちる恐怖を感じ、柵を講じてほしいと陳情した訳だが、あれからふたつき。思ったとおり時間はすごくかかったが、市井の一個人の要望はついに県知事に聞き届けられた。その実現をワタシはまざまざと自分の目で目の当たりにし、実に、ひとり感慨深かった。
ワタシは思う、きれいごとではなく「人生金が全てじゃぁない」って。
この須川橋の落下防止柵の要望にしたって、ワタシ「個人の私利私欲から出た」類のことではない。ワタシが個人的に金が儲かるとか儲からないとかとは全く関係のないことである。しかし、そういうことって実現してしまう。反対に言うと「個人の私利私欲から出た」要望でないからこそ、公共工事というのはかなうのであると思った。
ワタシにも「個人の私利私欲から出た」類の金儲けに身をやつした時代がある。一瞬にして何十万を儲け、一瞬にして何百万も損をした。死の淵も垣間見た。だが様々なご縁に支えられ生き長らえた。そして今日まで生きることができた。「平凡が1番の幸せ」という言葉を若いときはまったくのナンセンスだと取り合わなかったが、今はその実現と継続がいかに難しくありがたいのかを感じる。
突然はじまった自分の心の整理法だったが、しばらくキーボードを閉じることにする。