我が肉体をあやつる
2007-08-08 02:01:05 oyazの投稿
若さとは、無茶であり、無謀である。
ワタシは小学生の頃からの野球少年であり
また鉄棒や床運動も体操部に進むほど得意だったし
泳ぎもほどほど何でもこなせ
スキーやスケートは飯を食わずにやるほど好きだった。
ジブンは万能なんだと半ば本気で信じていた。
中学では最初友達に誘われて体操部に入ったが
日の当たらぬ屋内でのあまりの暗く地道すぎる練習に
辟易し、物足りずに、体育館の窓越しに見える野球部の
元気ハツラツさに手招きされるように早々に転部した。
ところが体の大きさがまだ伸び盛りに至らなず、補欠。
たまの試合のチャンスでは「ここ一番で」打てなかった。
ワタシは中学生にして「挫折」した。
かといって勉強とて「中の中」
マンガ作家人気の時代、絵は得意なほうだったが
ジブンより数段上手いウエの人間がこの分野にもいた。
知、芸、体、どの分野においてもワタシは
「万能」でも「天才」でも「ここ一番に強」くもない
取るに足りない平凡な人間だと悶々と自覚させられた。
中学三年ではついに「家出」まで決行する。
あれから30数年、ようやくワタシも己が長も短も心得
「ここ一番の」度胸や運もつき、
やっと一人前の人間に近づきつつあるように思える。
今はホテルの徹夜勤務のバイトをこなしながら
日中は本業のハボタン栽培に引き続き突入し、水かけ、
土詰め、植え付け、防虫、スペースとりなどに追われ、
3日に一度の老人ホームの宿直勤務でやっと休息をとる日々。
「強固な意志で」「己が肉体をあやつる」とはこういうことだったか、
高橋尚子や野口みずきなどと比較するのも滑稽だが、
意志と肉体の葛藤の中の調整の仕方や
ギリギリの状況でもいかに精神を安定に保つか
など、彼女たちの限界を垣間見るようになぞらえながら、
ワタシ自身の後半ランに挑んでいる。
ワタシは小学生の頃からの野球少年であり
また鉄棒や床運動も体操部に進むほど得意だったし
泳ぎもほどほど何でもこなせ
スキーやスケートは飯を食わずにやるほど好きだった。
ジブンは万能なんだと半ば本気で信じていた。
中学では最初友達に誘われて体操部に入ったが
日の当たらぬ屋内でのあまりの暗く地道すぎる練習に
辟易し、物足りずに、体育館の窓越しに見える野球部の
元気ハツラツさに手招きされるように早々に転部した。
ところが体の大きさがまだ伸び盛りに至らなず、補欠。
たまの試合のチャンスでは「ここ一番で」打てなかった。
ワタシは中学生にして「挫折」した。
かといって勉強とて「中の中」
マンガ作家人気の時代、絵は得意なほうだったが
ジブンより数段上手いウエの人間がこの分野にもいた。
知、芸、体、どの分野においてもワタシは
「万能」でも「天才」でも「ここ一番に強」くもない
取るに足りない平凡な人間だと悶々と自覚させられた。
中学三年ではついに「家出」まで決行する。
あれから30数年、ようやくワタシも己が長も短も心得
「ここ一番の」度胸や運もつき、
やっと一人前の人間に近づきつつあるように思える。
今はホテルの徹夜勤務のバイトをこなしながら
日中は本業のハボタン栽培に引き続き突入し、水かけ、
土詰め、植え付け、防虫、スペースとりなどに追われ、
3日に一度の老人ホームの宿直勤務でやっと休息をとる日々。
「強固な意志で」「己が肉体をあやつる」とはこういうことだったか、
高橋尚子や野口みずきなどと比較するのも滑稽だが、
意志と肉体の葛藤の中の調整の仕方や
ギリギリの状況でもいかに精神を安定に保つか
など、彼女たちの限界を垣間見るようになぞらえながら、
ワタシ自身の後半ランに挑んでいる。