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世界を旅したあと日本で百姓に落ちついた。 こんないい田舎が残っている国が好きダナ。
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きむらちゃんと3びきの猫


2~3日、雨。半そで半ズボン、ビーチサンダルばきの

湘南タヒチアンおやずの定番スタイルも限界かと感ずる

秋めいた寒さが、足早に急速シフトでやってきている。







2008年9月27日秋めいた昨今編


変わり者の生き方

USA4位証券リーマンブラザースの破綻、アリコなどを傘下に

抱えるAIGへの巨額公的資金の注入、、、アメリカ発世界同時

恐慌の不安が世界の経済界に激震を走らせている。日本も、、、


そんな経済危機の中、きむらちゃんと3びきの猫一家はそれって

どこ吹く風?ってなもんで、てんで話題にも何にもならない。

そもそも一家3人年200万で暮らす貧乏一家の代表選手たちに

金持ちたちの心配事などはまったく彼岸の果ての無縁事だから。


そりゃ~金は赤貧をなめるような「ない」より、ほどほどあったほうが

良いが、働かなくてもいいほどいっぱい持ってはいけないのである。

人は弱いから、金に魅入られると、ニンゲン、麻薬中毒者のように心


金に蝕まれてしまう。寝ても醒めても「カネ!金!マネー!株、為替相場」

浜田省吾がいくらかっこよく「マネー」を歌い上げようが、業突く張りの守銭

奴が偽装でも何でもしてガツガツと金を貯め込むのとなにもかわらない。



ただこんな境地になって毎日を暮らせるいわゆる「変わり者」一家には

昔から決めていたことがあった、、、「生活のレベルを上げない」。

たとえ給料が上がろうと宝くじが当たろうと、贅沢を習慣づけてはいけない

のである。ヒトはいったん贅沢を享受してしまうと、心が弱いから、昔の

貧乏暮らしには決して戻れなくなってしまう。だから隣の芝生をワタシは

気にしないで生きてきた。他人をうらやんだり、他人より金持ちになって

やろうとか偉くなってやろうとか思わないできた。結果「変わり者」と

呼ばれるようになった。貧乏人として金の亡者や固執者にならないために

それはワタシには必然だったのだから、「変わり者」と呼ばれることは

誇りに思いこそすれ、まったく卑屈になることはない。変わり者、、である。

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今年の東北は去年おととしの猛暑と違い、雨が少なく

暑さもさほどではない夏だった。例年9月下旬までには

終わっている稲刈りが、10月上旬の今が盛りのように

ずれ込んでいる。イナゴやアキアカネ、蝶などもいつもの

ようには多くないように思われ、異常・異変を感じる。









2008年10月4日例年より遅い稲刈り編


ぼくたちのポールニューマンが逝った

大っ嫌いなアメリカの中で唯一好きなのはポールニューマンだった。

大学生のワタシとヨシミちゃんは「明日に向かって撃て」の映画を見、

本も読み、ロバートレッドフォードとキャサリンロスの3人を描いた

版画をTシャツに刷り込んだのを昨日のことのように覚えている。

そういう意味でポールニューマンはぼくらの青春時代の1シーン。

ベトナム戦争に反対したり、自らの肖像を配したラベルを貼った

トマトソースなどの販売も手がけ儲けを福祉施設に寄付するという

日常の姿にも共感を持てた。ハンサムでスマート、キュートな

目使いのタフガイにひそかにあこがれた。「大脱走」の

スティーブマッキィーン、ジェームズコバーン、チャールズブロンソンが

逝き、とうとうぼくらのポールニューマンが逝ってしまった。さびしい秋。


 

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先日、ぼくらの青春と共にあった存在の

ポールニューマンの訃報に接したばかりなのに

今度は、この人が死ぬはずない、と思えていた

だいすきな、大好きな緒形拳が、死んでしまい、

この世からいなくなってしまった。





bousi2.jpg



2008年10月9日緒形拳の最期のTVドラマ編


誰でもいつか逝くが・・・

人は自らの意思で生まれてきたわけではないから

自らの意思でその最期も阻止することができるわけではない。

人は誰も「徒手空拳」「裸一貫」で生まれてくる。なのに

何千万、何億という「金に目がくらむ」守銭奴に堕し、

金欲の奴隷になってしまう人のなんと多いことだろう。

最後の最期に無一文(六文銭)で旅立たなければならないことを

ようやく悟ることになるのだろうが、その時ゃ~、もう遅いわけで。


緒形拳だって無一文で生まれ、六文銭だけカンオケに入れられて

逝ってしまった。そういう意味で我々庶民と変わらぬ「普通の人間」で

あったとあらためて思い知らされたが、もっと生きてず~といつまでも

存在を我々に見せ続けてほしい人だった。芝居もプライベートも人間

として個性と魅力のあふれ、ひきつける人だった。


セザンヌとゴーギャンとモディリアーニは死んでなお、ぼくらに

絵を見せてくれる。岡本太郎は死んでなお、その目(視点)を残した。

緒形拳は死んでなお、顔と体と声と全身でぼくらに人となりを残していった。

人はみな無一物で生まれてくるが金はダメだが「作品」は残していけるのだ。

絵でも書でも写真でも芝居でも細工でも作品はその人そのものしか出ない。


「創造」  あっというまの数十年の人の一生。

137億年前のビッグバンという無限大の時間から見ればほんの数秒の

わたしたちの短い生。そんなウスバカゲローのようなはかない一生でも、

カミサマは、人に自分と同じ才能を潜ませてこの世に送り出した。

その「創造力」。

 

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今年は親しんできた惜しい人たちが逝ってしまう年に

なった。ポールニューマン、オガタケン、チクシテツヤ、

99歳の近所のばーちゃん、バイト先の老人ホームの爺さん

あらためて人はみんないつか死んでこの身はなくなってしまう

のだということを、幾度となく考えさせられた。ワタシも「ハイ、

お時間です」とお迎えが来た時、悔いがなく幸せだったと、

家族に感謝しながら逝きたいものだと、思った。






2008年11月24日ウインターチェリーの葉剥き


人の感受能力

人にはタイプがある。俊敏な人、おっとり型、内気で表現べた、

パッパッパッとしゃべり続ける人、寡黙ながら芯の強い人、

お笑い漫才師のようにヘラカラと軽い人、まじめに深く考える学究

肌の人、明るく朗らかで全くクヨクヨしない人、嫉妬深く自分流以外

受け入れられない人、非常識で鈍感な人、優柔不断な人、、、、

いずれ、タイプは変えることができる。人は、緒方拳よろしく、一生

というドラマの中で、自分自身を演じ続けなければならないから。

いやだな~この自分、と思ったらあんな人になりたい、と思うタイプに

自分を近づける努力を普段にやり続ければいい。感受性や察知能力が

抜群に秀でている人が時々いるが、そういう人に限って他人の欠点や

失敗をこれ見よがしに指摘したりバッシングして悦に入っているタイプが

多い。こういう人が一番嫌われ、誰からも好かれない。むしろ鈍感で

おっとりしているほうが人からは好かれる。これって考えてみるとフシギ

ではないか?鋭敏な能力の人は優秀なはずなのに、スローモーな頭悪い

んじゃね~っていうタイプのほうが、人には好かれるなんて!


結局、感受能力は両者ともおんなじくらい鋭いものを持っていたとしても、

それをあらわにするか、ミスをミスとして即指摘するか、黙って知らん振りを

してあげれるか、そんな「表現」の仕方の違いだけなんだと思う。人は自らを

その時その時演じ続けなければならない。ワタシが緒方拳や寅サンを理想と

して、生きてみたいと思うように。

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ハボタン出荷完了目前、急に腰(尾てい骨周り)が痛くなり

自身、コントロールできないおのが体にもどかしさいっぱい

腹立たしさいっぱいになる。しかし考えて見ると、これは

到達ゴールが見えた人が経験する失速、どーしても力が

入らない「あの現象」に酷似しているように思えた。

人はゴールが見えた時、意識した時、失速する。

そういう脳構造を本来的に持っていることを知った。







2008年12月14日 住宅街の人知れぬ食事処「はやし」


ハボタン作業感謝の夕べ

今季もようやくハボタン出荷が9割7部終わった。

で、ただ働きのウチのヨシミちゃんとヨシコちゃんにおいしいものを

おごってあげよう!普段の、ただ働きの労働に対して少しでもの感謝の

償いをしよう、と思って、ネットで口コミ情報ゲットしつつ、小一時間も

寒空を歩かせヒンシュクをかいながら、食べドコロにようやくご案内した。


折り悪く、ワタシは重い腰痛に昨日来見舞われ、最悪のコンディッション。

人は「達成を意識すると本来の脳の機能が遮断され、力を発揮できなくなる」

というNHKの北京金メダリスト特集番組を見ながら「これじゃん!」と合点

しつつ、ほろ酔い酒に身を任せながら、体の変調を客観的に観察していた。


ちなみに、「はやし」はまったくもっておいしい懐石料理のセンスのいいシックな

お店だった。百姓風情には不似合いだが、器、ころあいが押し付けがましくなく

実に「いい」と感じるお店だった。女性ややかましくない中年以上におすすめ。



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